山梨の渓(9)

9/3(土)
先週行った渓に近い別の渓に行ってきました。
 
先週と同じ時間に起きて家を出て車を走らせていると、国道の中央線の辺に黒い影がありました。
猫かと思ったら、たぬきでした。
轢かなくて良かった。
そのあと、今度は駐車場に3頭の鹿がいました。
一瞬ビックリしました、住宅の駐車場にいるとは思わなかったので。
普段見かけないものを見ると、何か得した気になってしまいます。
 

 
先週とほぼ同じくらいに着きましたが、すでに2台停まっていました。
初めての場所なので、先行者が居ても入渓場所から時間をかけて釣りあがることにしました。
すると、5分もしないうちに1匹目が釣れました。
18cmのニッコウ岩魚でした。
 

 
先週に比べたら雲泥の差で、竿を振れてとても楽でした。
今日は朝から幸先よく、よく釣れます。
ただし、おちびさんです。
 

 
こんな、メタボの岩魚も釣れました。
体高があって山女魚(アマゴ)かと思えるくらいですが、サイズは15cmで、もしかして奇形岩魚?なんでしょうか。
 

 
その後も、バラしたりもしましたが、よく釣れます。(おちびさん)
そして、ヤマトの稚魚?背中の白斑は尾鰭に近い部分に少しあり、側線の白斑は大きめで側線の上にもありました。
 

  
きのこの知識がないのでこのきのこの名前が分かりませんが、変わった模様のきのこです。
この渓は中流部に堰堤がつづく渓というのは分かっていました。
ただ、初めての渓なのでどんな具合なのか全くわからずとりあえず釣りあがりました。 
 

 
釣れる岩魚は相変わらずちび岩魚ばかりですが、ヤマトの稚魚が釣れてから、ニッコウばかり釣れます。
標高は1300〜1400mでこの辺にも、岩魚の放流をしているようです。
もともとはヤマトの渓であることは、早い時間に稚魚が釣れたので分かります。
 

 
堰堤が見え始めました。
最初は距離があってそこそこ釣りのできる状況でしたが、だんだんと堰堤の距離も短くなり、堰堤の上は流れが止まった湖状態でした。
 

 
ここで問題です、ここのどこかにカエルがいます。
一見どこにいるかわからないくらい、落ち葉と同色をしています。
赤ガエル?でしょうか。
 

 
やはり上流に釣りあがるに従って、ヤマトの血が濃くなってきたように思います。
 

 
秩父は朝出かけるときに見たヤフーの天気予報では、1日曇りマークでしたが、ここは午後まで晴れマークで午後から曇りマークになっていました。
陽が当たる場所にいると汗ばんできました。
堰堤が嫌というくらい続きます。
一応釣れる場所があるか確認のため、下に降りて見ますが木が低くて竿が振れず、堰堤下もほぼ岩で埋まっているか木が覆っています。
途中までは簡単に堰堤を越えられましたが、どちらを巻けばいいのか分からない堰堤を左側の斜面から巻いて堰堤上に出ました。
  

 
そして堰堤上に出るとすぐに滝が見えました。
この滝上はどうなっているのか、見たい所ですがここを巻くには時間がかかりそうなので、滝下で終わりにするつもりで毛鉤を流しました。
すると、毛鉤に反応が、1回目は毛鉤にコツンと感じました。
次に毛鉤を流すとかかりました。
引き寄せる途中で腹の橙色が濃いのが目に入ってきました。
そして思わず感動のネイティブのヤマトを釣ることができました。
スレ掛かりでしたが、純粋と言っていいヤマトでした。
釣れた後すぐに2時半にセットしておいたアラームが鳴りました。
まだいると思いもう少し竿を振りました。
すると今度はしっかりと毛鉤を咥えた今日一番の20cmのヤマトが釣れました。
 

 
時間があれば滝上に行きたい所ですが、帰りの時間を考えるとこれ以上は無理なので、この上は次に来たときにしました。
次はここまで登ってきてここから始めたいと思います。
ちなみにここの標高を見ると1521m、国土地理院の地図だと1980mくらいまでは、沢の表記があるのでまだしばらくは、釣行が出来そうです。 
 
山梨の渓に来はじめて、いつの間にかヤマト探しになっているような気がします。
極力沢の場所が分からないように、書いているつもりですが、分かる人には分かるのかなぁ。
  

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