山梨の渓(10)

今シーズンもあと半月を切りました。
山梨に通って、このタイトルにして10回目になりました。
 
今回は、前回終わりにした滝まで歩いて行き、滝上から釣りあがることにしました。
 

 
歩きはじめは1273mからのスタートです。
ここから1521mまで一気に歩きます。
 

  
前回は2台でしたが、今回は1台停まっていました。
今日は沢の流れを見ながらひたすら歩きます。
 

 
この二股を左に行ったのが間違いの素でした。
前回も堰堤はありましたが、早々と堰堤が続いたのでちょっと違うと思い始めました。
そしてガーミンのスイッチを入れました。
本格的に山登りをする人は、常にスイッチを入れておき、歩いた軌跡をPCに取り込むことをすると思いますが、現在位置と標高が見れればいいのでいつも確認をしたらスイッチを切ります。
単3の電池を2本使いますが、スイッチを入れたままだと1日で交換になります。
毎回スイッチを切れば、9回は電池が持ちます。
というのは、今回電池が無くなってきて毎回「電池の消耗のため・・・」と表示されるので、交換しました。
 

 
現在地を確認したら、明らかに目的の場所から遠ざかっていました。
谷が違うためこのまま上がって行っても、着きそうもないので引き返すことにしました。
 

 
間違えた場所まで戻るよりは、途中で谷を横切れそうな場所を見つけて、ショートカットしました。
 

 
本来はここを歩かなければいけないので、といっても道標があるわけではないので、ガーミンが無ければ完全に迷っていました。
 

 
そして、前回終わりにした滝まで着きました。
道を間違えなければ、1時間で来られたと思いますが、30分ロスしました。
滝下は帰りに竿を出すようにとっておきました。
左は見た感じ崖を登るのはきつそうなので、右の崖を登りました。
 

 
滝上はガレですが、岩魚が着いていそうな場所も確認できました。
が、・・・・
 

 
すぐに滝が、狭間の滝はどちらもヘツル場所がなく、それでも登れないか途中まで登ってみましたが、ちゃんとした装備がなければ無理です。
せっかく登ってきたのに・・・これでは山登りに来た感、が強く、それでも登れないので諦めて下ることにしました。
 

 
本筋を前回は釣り上がってきたので、枝沢を釣り上がることにしました。
ただ、堰堤が続きます。
朝間違えた沢と本筋の間にある沢を釣り上がることにしました。
 

 
水量はこんな感じで、二股に分かれましたが、水量はさらに減りました。
それでもちびの岩魚が瀬の肩に定位していて、毛鉤を何度も流しましたが、2回毛鉤を咥えられずそれでも逃げず待っていましたが、結局釣り上げられませんでした。
このまま上がってもストレスが溜まりそうなので、終わりにして別の沢へ車移動することにしました。
 

 
車に着くと、ウィンドウに「きのこ類採取には入山許可証が必要」の貼り紙がありました。
もしかして、この前の2台、今回の1台はきのこ採り?だったのか。
確かにきのこがいっぱいあったので、きのこ採りだったのかも。
 

 
車移動した沢にもこんなきのこがなっていました。
きのこの名前が分かれば採って帰りたい所です。
が、さっきの貼り紙もあるので、それは無しですかね。
 

 
久々にこれだけの水量のある場所に、入渓をしたような気がします。
このくらいの水量があれば、それなりの大きさの岩魚も釣れるでしょう。
 

 
お昼も過ぎ、帰りの時間までこの場所を釣り上がることにしました。
そして、何度かバラシて、やっと釣れた岩魚は綺麗なニッコウイワナでした。
2時間ほど釣り上がって終わりにしました。
 
滝上が釣り上がれなかったのは、ちょっと残念ですが、他の沢の探索が出来ました。
 
 
 
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