山梨の渓(7)

 
今日、天気予報では午後から雨でした。
雨を覚悟に前回入渓した場所の枝沢へ行くことにしました。
 

 
枝沢(川)は、水量が半分くらいでしょうか。
さっそく釣りあがりました。
 

 
ところが、徐々に水量が無くなり、伏流してしまいました。
仕方なくいったん竿を仕舞い、水量が復活するところまで沢(川)を見ながら、登山道を登りました。
 

 
そしてやっと水量が復活、竿を出して釣りあがりました。 
 

 
ところが、またまた伏流してしまい、大岩の上がどうなっているか確認しました。
水の流れは全くありませんでした。
ここで、2つの選択を考えました。
1.このまま上に登って行き水量が復活しなければ登山をしてくる。
2.ここから下流に行きまだ入渓していない場所へ行くか。
で、やはり釣りを取りました。
川を下降して前々回釣りあがって来るときにあった、枝沢まで降りることにしました。
 

 
途中堰堤を越えて 
 

 
いかにも岩魚の居そうな場所を見送り
 

 
枝沢の出合いまでやってきました。
炭焼きの窯の跡を見つけました。 
 

 
堰堤がすぐに見えました。
ちょっと勘違いしていました、滝が出会うと思っていました。
堰堤の右側を高巻して堰堤上に出ました。 
 

 
堰堤上は、すぐにナメ滝が現れ、その上は藪に小滝にと竿の振れる場所を探しながら釣りあがりました。
 

 
18cmほどの岩魚が釣れました。
頭部分の白斑、斑紋はありませんが、他は白斑が目立つような気がします。
 

 
しばらくこんな感じの渓相が続きました。
そして徐々に渓相の斜度が緩くなってきました。 
 

 
そして、今日一番の25cmの岩魚が釣れました。
見た瞬間、ヤマト?かと思える魚体が目に入りました。
 

 
背中の白斑は背鰭から尾鰭の方に薄く有るか無いか分からないくらいです。 
 

 
そして側線の部分の朱点がちょっと薄く、橙色をしています。
腹も橙色がきれいです。
この個体はヤマトに超近い魚体だと思います。
 

 
渓相が緩くなった分、竿の振れる場所も増え釣果も上がりました。
 

 
その後釣れた岩魚もヤマトに近いような気がします。
サイズが20〜23cmとまだ白斑が少し目立つのか? 
 

 
そしてこの岩魚は上の岩魚とサイズはほぼ同じですが、白斑が頭の方にもあります。
ニッコウに近く、ただパーマークと背中の紋様は他の魚体と同じみたいです。
 

 
この岩魚が出たのは、林道と重なる橋の少し上でした。
 
天気予報が当たりました。
1時を過ぎたくらいから雨が気になるようになってきました。
そして3時前には大粒の雨になりました。
早めに合羽を着ていたので構わず釣りあがりました。
 

 
雨のせいか、時間が良かったのか、岩魚の出がすごくよく、場所によっては同じ場所で3度も掛け損なうなんてことも有りました。
結局釣行を終わらせたのは、4時を少し過ぎてからでした。
 
車を停めた場所が、この沢の少し上で林道に出てから2,3分歩いたら車にたどり着きました。
今日は、登山を選ばなくて良かったとつくづく思いました。
もし選んでいたら、ヤマトに近い岩魚を釣ることができなかったからです。
 
 
 
にほんブログ村 釣りブログ テンカラ釣りへ
にほんブログ村