山梨の渓

 
秩父から山梨へはすごく近くなった。
いつも行く山梨の渓は、雁坂峠(有料道路)を抜けてすぐの場所。
秩父ほど谷が深くないので安楽の渓+必ず1匹は釣れる渓でお気に入りです。
ただ雁坂の有料を通らないといけないのでそんなに通うわけにもいかずでしたが、
今年の11月30日まで有料道路が無料で通れることを知り、今年は山梨の渓を開拓しようかと
思い先週の3連休の日曜日に行って見ました。

場所は昇仙峡の上流、同じ荒川です。
どうしても山女魚(この辺はアマゴですね)より岩魚を釣りたい気持ちが強いので
上流の沢を目指しました。
 

 
国土地理院の地図でだいたいの地形は見て行きましたが、とにかく堰堤ばかりです。
最初に入った沢は、底を埋め尽くすほどの砂で深場が見つからず見つけてもやはり
砂で埋まっていて底石がほとんど見えません。


 
結局岩魚の姿を見ることなく沢巾も狭くなってきたので別の沢へ移動しました。

次の所は堰堤が7基くらいあって、6基超えたところで時間切れになってしまいました。
やはりここも砂が入っていて岩魚の姿は見ることはできませんでした。
ただ地図でみると7基目を越えたあとは堰堤はなさそうなので、今度はこの上を
覗いてみたいと思いました。
 

 
そして今日、再び3時起きをして(先週とほぼ同じ)4時前に家を出ました。
同じルートでほぼ同じくらいに着いたものの・・・そこには2台停まっていました。
さあ、どうしようとしばし考えました。
ガソリンが気持ち寂しいので来た道は山沿いの林道なので完全にガス欠になるのは
目に見えていたので下流へ降りながらいい場所があれば竿を出して無ければそのまま降りて
ガソリンを入れることにしました。

時間はまだ、7時過ぎです、山梨の他の渓で前々から行って見ようかと思っていた所が
あってそこは一の瀬高原の沢です。
ナビでルート設定したら9時過ぎには着きそうなので、そちらへ行くことにしました。
初めての沢は全然わからず入れそうな場所には、ほとんど車が停まっていました。
バイクが1台停まっていた所に入ることにしました。
バイクのマフラーを触ってみたらかなり冷えていたので、もし仮に先行していたとしても
可能性はあるかなと思って支度を替えました。


 
ただ、そこは堰堤がすぐ見えていたので、もしかしてと思ったらやはり何基も
堰堤が続いていました。
それも50m行けばすぐの所にです。
仕方ないのでいそうな場所へ毛鉤を流していきました。
 

 
そして何基目かの堰堤を越えた堰堤の下で最初の1匹目を釣り上げました。
その岩魚は、どこか秩父岩魚を感じさせる魚体でした。
まず背中の白斑が細かくて側線の下の橙色も綺麗に出ていて、そして胸、腹鰭が
少し橙色をしていたことです。
写真で見るとパーマークがしっかり見えてますが、釣り上げた時は
全然分かりませんでした。
 

 
そしてこの岩魚は堰堤が終わってから上流で釣った岩魚です。
最初見た時は、堰堤の下の岩魚と全然違うと思いました。
でも写真で見ると橙色の濃いか薄いかの違い程度なのが分かりました。


 
もう少し早く来ていれば、先行者もなく釣りができたかもしれません。
でも岩魚を釣れることが分かったので、雁坂の有料道路が無料のうちに
何度も足を運ぼうかと思います。
本当は木曽の渓に出かけて、ヤマトを釣りたいのですが・・・
でも山梨でも奥域にはヤマトがいる渓もあるようなので期待をしています。
 
長くなりましたが、この辺で。


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