秩父の渓は

先週、いい思いをしたので今週は地元の渓へ行くことにしました。
最初に頭に浮かんだのが大○沢この渓も案外といい思いをしている渓です。
ただ、ここはかなり傾斜がきつく比較的早い時間に行かないと先行者がいつもいる渓です。
一度入ったら先行者の後ろから竿抜けした場所を狙うしかありません。
 
先行者のいないことを願って家を5時に出て40分ほどで目的の渓につきました。
結果、先行者がいました。
車のボンネットを触ってみるとだいぶ冷えていたのでだいぶ前に入ったようです。
仕方なく別の渓へ移動しました。
 
次に向かったのが矢○沢、ここも傾斜がきつい渓です。
ここなら先行者がいたとしてもすぐに本流に行ったりできます。
 
車を止め支度を替えてから25分ほど歩かなければなりません。
前を二人の釣り師が歩いていました。
 
橋の下へ降り本流との出合いから竿をだしました。
 

 
しかし、反応が全くありません。
9時にやっと「ゴツン!」と毛鉤を叩く感触がありました。
でもその1回きりでその後もまた音沙汰なしです。
 

 
それから1時間ほどしてやっと岩魚(上の場所で)が掛かった、と思ったらバレました。
ひょっとしたらもう1回流せばと期待を込めて流すと再び掛かりました。
と思ったらまたまたバレてしまいました。(苦笑)
結局3回目を期待しましたが反応はありませんでした。
 
その後は再び毛鉤に反応もなく堰堤の所まで来てしまいました。(この沢のほぼ中間点)
去年は一度も来ていなかった渓ですが、前よりもまして倒木と崖崩れが目立ちました。
もともと水量の多い沢ではないのでだいぶ埋まってしまっている場所が目につきました。
 

 
岩魚の写真が撮れなくて虫や花の写真が多くなってしまいます。
急勾配がきつくて少し足に踏ん張りがなくなってきたせいで集中もとぎれとぎれになってきたのでお昼を取ることにしました。
 
堰堤の上はさらに状況は悪く水量も少なく大物が隠れられそうな場所がなかなか見つけられません。
 

 
2時近くになって今日は「ボーズ」かなと思っていた時やっと岩魚が釣れました。
んんんんん〜!
 

 
こんなおちびさんが・・・サイズは10cmくらいです。
 

 
同じ場所で何度か毛鉤を叩く感触があったのでまだ釣れそうな気がして流すと再び釣れました。
でも・・・ちょっと大きくなった、けど、13cmです。
 
一応、ボーズは免れたものの、こんなの釣ったうちに入らなよ!と言われてしまいそうです。
 
この辺の岩魚も他県産の岩魚と混血してしまっています。
秩父岩魚」というのを聞いたことがあるでしょうか。
日光岩魚の亜種といってもいいくらいの特徴を持った岩魚です。
詳しいことはまたの機会に・・・





にほんブログ村 釣りブログ テンカラ釣りへ
にほんブログ村