きょうは厄日?

 
今週は晴れの日が多く、久々に有給をとって平日釣行をしてきました。
 

朝、普通なら寝ている時間ですが、5時前に目が覚め愛犬の散歩へ。
(ブログ村プロフィールの愛犬"そら"ともう1匹"小梅")
そして家を出ました。
 

今日はこの前行こうと思った渓へ。
ここは本流に流れ込む支流の沢で、一度谷へ下りてまた滝上まで登る
朝一から結構ハードな渓です。
 
思えばここから今日の災難は始まったのか?
というのも滝の入り口までは山道がしっかりしているのに対し
滝上に行く山道は去年まで何となく分かっていました。
でも、今日杉の木が数本倒れていて道をふさぎ道無き道を歩く羽目に・・・
そして滝上から一本橋に来る途中も崖が崩れていてだいぶ足にきました。
さすがにいつもならすぐに竿を出すのに、今日は一休みしてから竿を出しました。 
 

ここは2000m近い山を流れる沢なので高低差がかなりあります。
当然滝も多く高巻きは当たり前の渓です。
 
そして今日一番の災難がやってきました。
それは上の滝つぼに降りるため、かなり太めの木に足をかけたとき
完全に腐っていたようであっさりと折れ落下。
高さは1mもない場所だったのですが、膝を岩にぶつけてしまいました。
少しの間、茫然、身動きする気になれませんでした。
膝を確認したら出血していたのでカット判を張って応急処置。
入渓して1時間後のことでした。
帰りがけのことならいいんですが、始めたばっかりで帰るのも・・・
我慢して続けることにしました。
 
膝をかばいながらおじいちゃんのようにゆっくり歩きながら竿を振りました。
悪い事は続くもので、8時半頃、木の枝を釣ってしまい葉っぱなら引っ張れば
外れるだろうと引っ張ると、竿が折れました。(泣)
前も1回ここで折ったことがあって、もしかしたら幽山霊谷?
仕方なく折れた竿を回収して予備の竿を振ることにしました。
折った竿が3.3mそして予備竿が3.9m、その差0.6mちょっと振り応えが違います。
 

悪いことばかり続くのでひょっとしたら今日はボーズで終わってしまうのか?
そんなことを考えながら竿を振っていると、10時過ぎにやっと最初の1匹が。
秩父岩魚の特徴はありますが混血している岩魚です。
秩父岩魚の一番の特徴は側線の上下付近の斑紋と腹と各ヒレ
濃い橙色〜朱に近い橙色をしている。
そして白斑が小さく大きくなるにつれ頭の紋様が消え、パーマークも目立たなくなる。
秩父で釣れる岩魚の一番の特徴は混血の岩魚でも胸腹尾ヒレが橙色になるのが
一番の特徴だと思います。
他県産の岩魚で腹やヒレが橙色をしていてもヒレの先は白くなっているみたいです。
 

岩魚が釣れた場所。
こんな場所ばっかり続く。
 

それから次の1匹が釣れるまで3時間ほどかかった。
当然、上流域に上がって行って釣れた岩魚。
こちらのほうがより秩父岩魚に近い岩魚です。
 
この後も2匹釣れ、今日は3時で打ち止めと決めていたのできっぱり終わりにしました。
膝のアクシデントがなければもっと上まで行けたことを思うと今日は
本当についていない日になってしまいました。
せっかく有給取ってきたのに・・・・・


秩父の山塊にはこんな場所がたくさんあります。
何だかわかりますか?
分かる人には分かると思いますが、炭焼の窯です。
もう壊れていて使えませんが、使えそうな窯も時々みかけます。
 

左膝が屈伸できないのでかなりきつく、だいぶ右足にも負担が掛かります。
ゆっくりコケないように時間をかけて降りてきました。
そして1本橋、渡ってみようか足をかけましたが、写真だけ撮って下側の
渡れそうな場所を渡りました。
 
そして雨が・・・天気予報では晴れと傘マークがあったので一応当たったわけですが
夜降る予想だったのに・・・
結局、車に戻る頃にはやんでしまい通り雨だったようです。
 
本当に今日は災難の日でした。



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