奥域は涼しい

 
梅雨が明けました。
3連休の初日、晴天を見込んで3か所ほど候補を思い浮かべ
車を走らせました。
 
先行者のことを考えると別の場所へ行きやすい場所、
と考えるとまずはこの前竿を追ってしまった場所に行くことにしました。
 

運よく先行者もなくすぐに支度を替えて歩き出しました。
 

谷へ下りると本流は雑炊 増水で対岸へ渡るのが大変そうです。
橋を渡って山道を上がること30分で壊れかけの木橋へ。
今回はこの前膝を怪我した滝上まで竿を出さずに上がりました。
 

やはりここもやや増水しています、こんな場所(↑)はほとんどありません。
 

で、上の場所で出た岩魚です。
秩父の岩魚の一番の特徴、尾びれの縁が橙色をしているのは普通ですが、
腹びれの縁も橙色をしています。
この岩魚は少し白い部分も混じっていますが、秩父のどの渓に行っても
本来の秩父の岩魚の特徴です。
この岩魚、色が白く居着きの岩魚ではないようです。
 

昔の人はすごいですね。
こんな山奥にまで炭焼の窯を作って焼いていたわけですから。
目についた窯の跡を写真に撮ったら6か所も見つかりました。
 
谷は長袖だけでは寒くて1枚着こんでちょうどいいくらいです。
お昼ころまで脱げませんでした。
 

この「くの字」の滝に来るのは久しぶりです。
この上まで1度だけ上がったことがありますが、この上は谷も狭くなり
最源流に近くなります。
 
ここから上に行こうか行くまいか考えました。
この滝を捲くにはかなり厳しい高捲きになります。
 

結局、ここで終わりにしました。
 
 
 
 
 
にほんブログ村 釣りブログ テンカラ釣りへ
にほんブログ村