山歩きPart1

 
7/24(土)、朝早く起きて今年は初になる谷へ行きました。
目的の谷は、梅雨の時期や台風の時期は崖が崩れて車が奥の
車止めまで行けなくなることがちょくちょくあります。
幸い崖崩れもなく車止めまで行けました。
約1時間、着いたのが5時前すでに車が2台止まっていました。
 

支度を替えて林道を歩き出すとすぐに崖が崩れていて
大岩が道を塞いでいました。
 

空も青空が見え暑くなりそうです。
ひとつ心配が、それは先行者と同じ場所に入らなければ
いいなという心配です。
 
この谷は途中二股に分かれて本谷と支谷が5:5くらいで
分かれるのでどちらに行っても釣りになります。
が、やはり本谷のほうに行く方が釣果も見込めると思います。
先行者はおそらく本谷に行ったと見込んで支谷を目指して
歩くことしました。
そして歩くこと1時間半、そろそろ谷が近くなって降り口が
見えてくる手前で見たくない物を見てしまいました。
そう、先行者の姿です。
 
でもまだ1時間以上は釣り上がってこないと見込んで
谷へ降りました。
そして、少しの区間竿を出さずに歩きました。
 

まだ少し増水気味のようです。
少し笹濁りしている所もあったのでここの所毎日のように
夕立が来ていたのでそのせいでしょう。
 
この場所も本来なら、点線のあたりまでしか水がない場所です。
 

この先は滝が連続していてかなり険しい場所になります。
所々で緩い場所もありますが、気を抜けない場所が
たくさんあります。
 

気を抜いてこんな姿になるのは嫌ですからね。
鹿の頭蓋骨だと思いますが、崖から落ちて怪我をして
息絶えたのでしょうか。
 
春先別の谷でニホンカモシカの死体を見かけましたが、
あまりいい気がしないです。
 

この滝、30m以上はある滝で高捲きしなければなりませんが
滝上に出るのはそれほど難しくはありません。
ただ、降りる場所が、
 

こんな場所なのです。
谷の狭間に降りるしかなくかなり緊張します。
ここに来るのも本当に久しぶりです。
 

この先からやっと滝も少なくなって釣りやすい場所に
なってくるという時に雨がポツリポツリと降ってきました。
ここへ来るまでに、先行者がいるんじゃないかと
思われる足跡をいくつか見つけました。
 
そしてここへ来るまでに釣れ損なった岩魚が
1匹、それも竿抜けポイントだけ。
上に木、下側にも木、仕方ないのでサイドスローで竿を振って
なんとか流れに乗って出たものの合わせが弱くバレました。
 
やがて雨が大粒になって来てこれは無理と判断しすぐに
やめて谷を降りました。
 

あっという間にコーヒー色になってしまい、増水。
底が見えないので足探りで深さを確かめて対岸へ渡り、
再び渡り、降りられそうな場所を見つけようとしていたら
後ろから先行者も降りてきました。
やっぱり先行者、いました。
 
少し降りたところで2人が休んでいました。
話を聞くとどうも2人の間に入ってしまっていたようです。
自分の後の人も全然釣れなかったと言うことです。
 

林道を歩いていると、こんな派手なミミズ?かと思ったら
どうもヒルの仲間のようです。
ミミズを食べる?人間には害がない?・・・もしかしたら
違うかも?
山には普段見たことのない虫もいっぱいいます。
 
入渓場所に失敗した日でした。
よりによって同じ場所に入るとは・・・
 
 
 
 
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