4県2犬1泊釣行の旅(2日目)

夜中、腰のあたりが冷えて目が覚めました。
時間を見たら2時でした。
川上村は高原でさらに林道の入り口で標高も上がり
思った以上に冷え込んだようです。
時々、林道を上がっていく車の音を聞きました。 

就寝が早かったのと冷えて目が覚めたこともあって
5時前には起きて愛犬と林道を散歩しました。
食事を済ませて堰堤の上を釣り上がることにしました。

竿を伸ばしていたら立派な角をした雄鹿が水を飲みに
降りてきました。
こちらに気が付いていない?と思ったらどうも
気が付いていたようでいつのまにか消えていました。

沢は大石が多く沢巾はなく岩魚の着いていそうな
場所がたくさんあります。
ここも一度入ったことがある沢です。
1泊とはいえ距離があることを考えるとあまり長時間の
釣行はできず2時間くらいで終わりにしました。

林道は石が所々むき出しになってさらに溝のように
なっている場所があって10キロで走るのがやっとです。
後ろからパジェロが来たので脇によって道を譲って
こんな時は車高の高い車がいいなと思います。
以前来た時はビッグホーンだったのであまり感じなかった
ことです。
 
峠近くなって車がたくさん道沿いに止まっていて何だろう?
と思いました。
山梨県側も同じ状態でした。
おかげで対向車が来て後ろに2台3台と登ってきたのでこちらが
バックして道を譲る羽目になってしまいました。
あとで地図を見たらここから国師ケ岳(2591.8m)への登山口が
あったようです。

峠を越えて降りると8/27に途中まで上がってきた林道です。
この前より上流の沢を覗いてみると杉の木で覆われた小渓で
岩魚が岩の下へ入るのが確認できました。
竿を振ろうとしたら周りは木で提灯テンカラでなければ手が
出せそうもないので少し上流を覗いて車に戻りました。

林道を下がりながら入れそうな場所を探しましたが
さすがに枝沢のような小渓ばかりです。
やっと水量もある沢がありました。
この前入ろうと思って先行者がいてやめた場所です。
堰堤の上はまさかの堰堤、50mくらいしか距離がなく
堰堤の下ぐらいしか竿を振れず仕方なく堰堤を捲くとまた
すぐに堰堤、そこを捲いたらまた堰堤が見えました。
いくつ堰堤があるんだ〜!と思いながら堰堤を捲くと
またまた堰堤、さすがにそこでやめました。
降りてくると3人上がってきました。
橋まで行きました?と聞かれたのでそこまでは行ってません。と
答えましたがその辺までいけばここの釣り場になったようですね。
初めての場所はこういうことがあって失敗も多いです。
運が良ければこんなに魚影が濃いんだと思う場所もあったりします。

ダム湖、ここで愛犬と散歩して次はどこへ行こうか
考えました。
もうすぐお昼です。
自転車で峠を上がってくる人がいますがすごいと思います。
とても真似のできないことです。(個人的には)

再びこの渓へ、でも今回はここへ下りる途中でコケて
竿先を折ってしまい再び車へ戻るハプニングがありました。
予備の竿が長竿で一振りするごとに腕が疲れてしまい
集中が続かずさっさと終わりにしてしまいました。
 
お気づきの方もいるかと思いますが、魚の写真がありません。
結局、毛鉤を咥えた魚は1度だけでした。
もう今シーズンも終わりだというのにこのまま釣れずに
終わってしまうのは悲しいです。
あと1回、2回行ければというところでしょうか。

埼玉、群馬、長野、山梨の4県をまたいだ釣行、釣果はボーズ
でしたがたまにはいろんな場所へ行って竿を出すのもいいなと
思いました。
今回はお伴も一緒だったのでいつもと違った気分で
釣りができました。
走行距離は約250キロでした。
いずれも直接行けば距離的にはあまりない場所ですが
ほとんど峠なので時間だけはかかってしまいます。

 
 
 
 
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