釣りをしていたから

 
禁漁になってから1ヶ月が過ぎました。
久々の更新です。
 
釣りをしていなかったら愛犬に会うことはなかったと思います。
その時の思い出を少し書いてみようと思います。
 
5年前の6月9日のことです。
朝早く起きていつものように釣りに出かけ、入渓しようと思った所
同じ場所に入渓しようとした人がいたのでそこを譲ってさらに奥の
林道の車止めまで行きました。
林道を歩いて日が暮れるまで釣り上がって帰る途中の橋で出会いが
ありました。
 
突然橋の脇から吠えながら飛び出してきた猟犬、襲いかかってくるかと
身構えたのも束の間ゆっくりと距離をあけて着いてきました。
車に戻るまでついてきて吠えたのは最初だけでとても人懐っこく
感じられました。
着替えている間ずっと車の周りをうろうろしていてすぐそばによって来て
物欲しそうにしていました。
体は何も食べていないのか可愛そうなくらい激痩せしていました。
帰るときに食べようと思っていたアンパンがあったので迷わず食べさせて
やりました。
このまま連れて帰ろうかと思うくらい人懐こくて、前々から犬を
飼いたいとは思っていたのでちょっと考えてしまいました。
 
結局その日はそのまま帰ることにしました。
家に帰ってからも気になってそれから1ヶ月ほど通いました。
何回か通ううち子犬との出会いがありました。
そう身ごもって捨てられたのか迷子になってしまったのかは
不明ですがこの山深い場所でしっかり子犬を育てていたのでした。
 
何度も通っているうち母犬は車が見えると近くに寄ってくるように
なりました。
子犬たちも始めはまだ目がはっきり見えていないらしくドラム缶の
中からは出てきませんでした。
それでも最後のほうは元気に外まで出てきて遊ぶようになっていました。
 
そして母犬の姿が消え、しばらく周辺を探してみても見つからず
もしかしたら、釣り人が釣れて帰った、川に呑まれた、保健所に
連れて行かれた、などなどいろいろと考えてしまいました。
その日このまま帰ってしまったら人目にもつかない場所にいるよりは
人の目につく所のほうが連れて帰ってもらえるかと思って雨の降る中
ドラム缶を移動して引っ越しをしました。
 
そして次に行った時には3匹になっていました。
母犬に似て人懐っこくてとても元気です。
子犬のうちはみんなそうでしょうけど。
そして2匹になって、その時やはり飼いたいという思いが強くなって
1匹だけにするのは気が引けるが1匹連れて帰ることにしました。
 
どちらにするか迷いましたが、帰るとき最後まで着いてきた子を
家に迎えることにしました。
それが そら(♀) です。
 
母犬が人懐っこかったのを受け継いでいるのかそらも人間が
大好きです。
犬よりも人間のほうがいいみたいで男女関係なく愛嬌をふりまくる
姿を見ると癒されます。
 
 
 
動画を作ってみました。
よかったら見てみてください。
 

 
 
 
 
 
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