思いがけず

 

 
今日は曇り空、蒸し暑いです。
またまた、釣りに行ってきました。
家を出たのは10時半遅い時間だったので近場でといっても岩魚を釣りたいので
1時間弱の場所へ。
 
ここは昔、鉱山が盛んだったころ建てられた家の廃屋が立ち並ぶ場所です。
今も細々とは営業をしているようです。
 
その昔、かの有名な平賀源内もこの地に来ていたことがあります。
 
 
 
昔はこの鉱山の排水が沢に流されてだいぶ沢が荒れていたようです。
特にここより下流はひどかったようです。
今は所々伏流しそうなくらい水が少ない沢なので岩魚も細々と暮らしているようです。
 

 
ここに来るまでに1匹かかったと思ったら毛鉤が外れてそのまま帰っていきました。
 
ここも何回か流してダメかなと思って竿をあげる前に移動したら岩魚がかかっていました。
まさかかかっているとは、思いもかけず釣れてラッキーだったかも。
 

 
サイズは小さいものの腹から鰭にかけての橙班が濃くてきれいな岩魚でした。
本来秩父に棲んでいる岩魚は皆、腹から鰭にかけての橙色が濃く朱色に近い橙斑をしていたと聞きます。
それがいわゆる秩父岩魚と呼ばれる岩魚です。
 

 
頭から背にかけての白斑が薄かったのでおそらく何年か年を越した固体だと思います。
餌が豊富でない場所なので仕方ないことです。
 
ただ堰堤の下などの水が豊富で餌も採れる場所の山女魚、岩魚はかなり大きくなります。
ここより下流の堰堤で28cmの岩魚を釣ったことがあります。
今日もそこで顔を覗かせた(小ライズ)岩魚か山女魚どっちかを確認しました。
でも毛鉤を追ってはくれませんでした。




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