41と3分の1

 
久々に朝早く起きて釣行してきました。
 
まだ真っ暗な3時に起きて支度や愛犬猫に早めのごはんをあげて
家を出たのが3:40になっていました。
それでも今日の目的の場所は駐車スペースまでは1時間もかからない所です。
 

 
去年まではもう少し上の方に車を停められていたのが今年から看板が
立てられて停められなくなってしまいました。
 
お隣にもこれから歩き始める準備をしている釣り師がいました。
お互い入る場所を告げて、その方は折りたたみの自転車を押しながら
歩いていきました。
 

 
改めて折りたたみ必要に感じました。
この場所は最低でも30分、場所によっては2〜3時間歩いて竿を出すなんて場所も
ざらな所です。
その間、ほとんど登りで帰りのことを考えると自転車、必要だなと感じました。
 

 
自転車ではさすがに山道は登れないので置いていきますが、ここまで来るのに
約1時間くらいかかっています。
山道を登って十文字峠へ行く道と目的の沢へ行く分かれ道をまっすぐ歩いて
沢沿いを歩いていくとやがて沢が山道と近くなって降りていけるくらいになります。
でもここは我慢、がまん。
岩魚もついていそうな渓相が続くので下はできるだけ見ないで歩きました。
 

 
目的の沢へ到着、ここで朝ご飯を食べました。
 
そして竿を出しました。
 

 
そして20分ほど釣りあがって行ったときそれはおきました。
5:5くらいで出合う沢の少し手前で岩壁付近の流れに数回毛鉤を流していたら
底の方からゆっくり上がってくる岩魚が見えました。
こちらもゆっくりと毛鉤を咥えるのを待ってゆっくりと合わせました。
そしたら特に暴れることもなくすんなりと引き寄せられました。
もしかして寝ぼけていたのか???
 
さすがに手元に来たときは少し暴れました。
大きい!!最初は尺くらいかと思ったら35cmくらいありそう、実際にメジャーを
当てたら41cmもありました。
 

 
体が曲がっているから41cmかと思って伸ばして計ってもやっぱり41、念のため
もう1回計ってもやっぱり41、思わず顔がほころびました。
 
さすがに大きい、毛鉤はハリスから切られてしまいました。
慌てて捕まえて前回の釣行あたりから持ち歩き始めた折りたたみ式の
ランディングネットが役に立ちました。
普段使わないので、今日はほんと助かりました、危うく証拠写真も撮れずに
沢へ戻してしまうところでした。

もしかして、去年の35㎝と同じ岩魚だったりして...
去年もメス、今年もメス、だからひょっとしてなんてね。
 

 
今日はカエルをよく見かけました。
土色をしているだけに足元で突然動かれるとビックリします。 
 

 
去年35cmを釣った場所です。
今年もまだ在宅しているか確認も含めて毛鉤を流して見ました。
何度か流すとあたりが。。。
 
再び流すと挨拶に出てきたのは別の岩魚でした。
 

 
大きさは17cm去年の半分の大きさになっちゃいました。
明らかに他県産の岩魚でした。
 
この後もちょこちょこと釣れましたが20cm前後止りでした。
ただ一番小さいのが14cm、と言う事は3分の1のサイズです。
手のひらサイズでした。
 
3時に終わりにするつもりで釣りあがって行ったら雲行きが怪しくなって
きてそのうち雷が鳴り始めました。
一応、3時でやめるか土砂降りになったらやめるか決めていたので
丁度3時になったところで終わりにしました。
そして雨も降ってきそうなので一応合羽を着ておこうと合羽を着ようとした時
土砂降りの雨が降り出しました。
沢はあっという間に濁りはじめました。
 
今日は雨でも帰り道はあまり苦に感じませんでした。
41cmのことを思うたび頬が緩みっぱなしでした。
 
 

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