通らずの大滝
ゴールデンウィークが始まりました。
今年は、いつも時間がなくて終わりにしている、その先へ。
ここは一度下ってダム湖の吊り橋を渡ってまた昇る場所。
車を止めた場所が標高750m〜吊り橋まで625m、125mも下りました。
そして目的の沢まで登り、640m、15mほど登ったところから
いつもは竿を振るのだが、振りたい気持ちを抑えました。
先行者の車が1台止まっていたので、おそらくこの辺から釣り上がって
いることだろう。
だが、今日は初めからこの先からと決めていたのでパスです。
今日はこの杉の間をひたすら登りました。
山の神。
ここからしばらく歩いたところの尾根をいつも下っていや登って
終わりにすることが多い。
標高850m、200m上がってきました。
ここから今日の釣りをスタートしました。
ただ、気温が低く手がかじかんでしまうくらい。
気温を計ったら12℃しかなく水温は6℃しかなく岩魚は全くの無反応。
それでも一度いかにもいそうな場所をしつこく流したら反応が、
でも毛鉤はくわえられませんでした。
結局、滝を高巻きして山道から降りて来る場所へでました。
ここからは日当たりもよく気温も上がっていい感じになってきました。
ボーズかな?と思ったころやっと1匹目が出ました。
テンカラにはいいシーズンになってきました。
生タイプのカップ麺とコーヒー、今度はしっかりとカップも持ってきました。
カップ麺を食べていたら下流から餌竿を持った釣り師が上がってきました。
1台止まっていた車の先行者のようです。
一番下から上がってきたと言っていましたが、まさか追いつかれるとは
思っていなくて見込み違いをしていました。
再開して釣れた1匹、橙色斑が濃くて綺麗な岩魚です。
この滝、通らずで高巻きしないと行けない大滝。
時間があればこの上もと思って途中まで斜面を登りましたが、
この滝の高さにめげてしまいました。
朝、山道を登ってきた時に落ちていたトラロープ、何かの時に
使えるかと思ってバックの中にしまっておきました。
そしたら斜面が崩れていて短めのトラロープがあってその下に
少し間があいてまたトラロープがありました。
この間の部分に朝拾ったロープを付け足しました。
時々、いろんな拾い物をしますが、何かの時に使えるものも
あるので拾い物もいいものです。