アルプスは...

6/1(土)
  

 
梅雨入りして雨の日が続くかと思っていたが雨の心配はなさそうなので出かけました。
5時前に家を出て峠越えをしてお気に入りの渓へ行くことにしました。
しかし、考えることは皆おなじということなのか、すでに先行者あり、
いつも脱渓している場所の上流側にも2台止っていてこの場所は諦めました。
 
天気がいいこともあり、富士山が綺麗です。
秩父からでは普段見られない景色なので、どこか新鮮に感じました。
 


 
ここの所毎日のように地図を見て、ここなら日帰りでも何とか行けるのか?
と思っていた場所、そこはアルプス市でした。
釜無川富士川)支流の奥域には、まだヤマト岩魚が棲息しているという情報を
あてにして日帰りで行ける範囲内の場所を見ていました。
地図で大体の距離を計算すると100キロちょっとなので3時間もかからず
行けるかなと思いました。
実際、朝早いこともあり、2時間半で目的にしていた沢へつきました。
 
ただ、沢の細かな情報を調べていった訳ではなく、ただ標高と沢の長さだけで
判断したので行ってみて始めてわかりました。
 


 
どでかい砂防堰堤が目の前にそびえ立っていた事です。
それでも奥域は釣りの対象になるだろうと思って堰堤を超えることにしました。
秩父でも来る途中で猿の群れを見ましたが、ここでも猿の群れがいました。
 


 
堰堤の上は下から見たとおり大きな堰堤で沢幅がありましたが、
水がなく奥の方に少し期待が出来そうな流れが見えました。
 
 

 
しかし、期待するほどの流れではなく、すぐに堰堤が...。
仕方なく上へ、するとすぐにまた堰堤、そして堰堤、結局堰堤ばかりで岩魚の
姿を見れずです。
取水をしていると思われる堰堤、ここで上流から落ちてきた倒木や
岩がせき止められて積み上げられていました。
本来なら隙間を抜けて上流へ行けるであろう場所をこのせき止めている
倒木を登って上流へ出ました。
  


 
やっと自然の滝が見れたと思ったら、そこは通らずの滝でした。
岩壁はとても取り付くことができず、どうあがいても無理そうでした。
再び降りて高巻きできそうな場所を見つけましたが、見つけることができず
撤退することにしました。
時間はまだ10時を少し回ったところなので別の渓に移動しても何とか
釣る時間があるだろうと考えました。
 


 
この付近の沢は、3箇所ほど目星をつけていました。
林道をさらに登れば同じくらいの沢の大きさの沢があります。
そこへ行ってみました。
やはりここも堰堤が見え、さらには工事現場が隣接していてダンプが
行来していました。
 
ここは諦めて下流の別の沢へ移動しました。
本流の出合いにはキャンプ場があり、林道を登っていくとやっと
釣りになりそうな流れを見つけました。
 


 
薮沢でしたが、竿を振れる場所で竿を振るとすぐにまた堰堤が見えました。
アルプス市のこの林道沿いの沢は堰堤ばかりでいい加減うんざりです。
堰堤を巻こうと斜面を登っていると、最大のショックな事件が起こりました。
竿をたたんで登ればよかったと後になって反省しました。
斜面が崩れた時に竿が持って行かれて、穂先が折れてしまいました。
予備の竿を出して仕掛けを取り付けようとしたら、なぜかポッキリと穂先が
折れてしまいました。
特に力を入れたわけでもなく折れてしまったので2度心も折れてしまいました。
 
結局、ここで強制終了になってしまいました。
次回、行く時はちゃんと情報を入手してから行くことにします。
 
 

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