山梨の渓(5)

今回は、土曜日に久しぶりの秩父の渓流へ行こうと考えていました。
というのも、最初車の車検が日曜日までかかると聞いていたので、代車で遠乗りするのもちょっと心配があるためです。
しかし、土曜日に終わると聞いて予定を変更して山梨の渓へ日曜日に出かけました。

いつもより30分早く起きて、車を2時間ほど走らせ5時過ぎくらいに駐車スペースに着きました。
そこから、約2キロ先に今日の目的地の渓流があります。
 

 
なので今回はチャリを積んで来ました。
早速チャリを下ろして、着替えて走り始めました。
ここでとんでもない間違いをしていたことに気がつくのは、先へいけなくなった最後の最後でした。
GARMINで現在位置を確認したら、まったく逆方向に目的の渓流があります。
途中で分かれ道があったので、もしかしたらと思い引き返えして、現在位置を確認しました。
それでも目的の場所は遠く、そこで始めてそもそもの出だしから間違っていたことに気がつきました。
急いで車に戻ると、地元ナンバーの車が止まっていました。
大間違いをした入り口は草が茫々で人が歩いたであろう細い踏み跡があるだけでした。
後を追って行ったとしても、上流の二股までは1本の流れなので場所を変えることにしました。
 

 
車を走らせ枝沢と道路の交わる場所から降りて、目的の渓流の上流に出ます。
時間はすでに7時を過ぎていました。
1時間も無駄な体力を使ってしまって少し足がだるく感じていました。
 

 
空は青空ですが、標高が高いためか長袖を2枚着ていますがそれでも寒く感じます。
しばらく釣りあがりましたが、あまりにも寒さが我慢できなかったのでジャケットをもう1枚着ました。
いい流れが続きますが、活性が低く当然魚の反応はありません。
 

 
そして見たくないものを見つけてしまいました。
明らかに熊の足跡と思える大きな足跡を見つけてしまいました。
そして鹿の警戒した鳴き声も響き渡りました。
 

 
反応がないまま滝とその上に造られた堰堤が現れました。
ここは右を巻いて上流に出ました。
寒さは相変わらずですが、活性は少し上がって来たようです。
 

 
すでに10時を過ぎていました。
そして釣れた岩魚は、ニッコウイワナ?だと思います。
ただ、少しパーマークがはっきりしていてヤマトイワナも少し混じっているような。
背中側は明らかにニッコウです。
 

 
その後20分ほどして釣れた岩魚は、1㎝ほど大きくなり20㎝ですが、最初の岩魚よりさらにヤマトの色が濃くなっている?ような気がします。
背びれから前は白斑がなく紋様もヤマトっぽく見えます。
ハイブリッド?ですかねえ。
 

 
上流に行くにつれナメが連続するようになりました。
脇を登って行けますが、滑らないように注意して登りました。
しばらくナメを釣りあがり、再び堰堤が見えてきました。
堰堤上もナメは続きました。
 

 
そして今日一番の26㎝岩魚、引きがやはり違います。
釣り上げてみると、さらにヤマトに近づいている?そう感じさせる魚体でした。
もしかしたら、大きくなるにつれ白斑が消えていくのでは?秩父岩魚も大きくなればなるほど白斑も薄れて頭の方は全く紋様もなくなります。
釣れた岩魚は3匹しか釣れません(1匹バラシ)でしたが、釣れた岩魚は上流に行くにつれヤマトの血が濃くなっていくのか、なんて思ったらもっと釣りをしていたいと思いました。
 

 
でも2時までと決めていたので、今回はしっかり2時で終わらせました。
今日は朝の寒さを考えたら、ボーズを覚悟していたので諦めも着きました。
遅いお昼を食べてから、渓を降りたのは2時半になっていました。
 

 
降りている途中もしかしたらと思って、さっき釣った岩魚がまだいるのでは?と思って覗いてみたらなんといました。
流れの中に戻ろうと思えば戻れる場所ですが、日光浴でもしているのでしょうか?
そんな岩魚に別れを告げて渓を降りました。
 
長文になってしまいましたが、まだまだ書き足りないように感じます。
 
 
 
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